芸人ではないbananamanのなんでもあり日記

こんにちはbananamanです。小学生からニックネームで使っているだけ(当時バナナが大好きだっただけww)です。決して芸人の方とは関係ない!!

「ソロモンの偽証 後編‐裁判‐」観てきた。

先週の土曜日、観てきた。以下、あらすじ。

終戦記念日8月15日、学校内裁判が開廷した。様々な証人が証言台に立つ中、告発状の主が三宅樹里が法廷に出廷し、改めて自分は柏木君が殺されるところを見たと証言した。しかし、本当は大出たちにいじめられていた過去があり、どうしても復讐したかったので偽証したのだった。

 まず、一番恐れ入ったのは『中学生が開く裁判』ってのに大きな意味がある。

傍聴席と法廷の境界線に平均台、被告人や証人が述べる椅子はピアノの椅子と本来の裁判とは程遠いが実際の場の空気は緊張に張りつめている。そのギャップが面白かった。

裁判開廷してすぐ、子供が裁判を開くなんてと茶化したり、判事役の生徒の服装をイジったり中学生らしい幼さから出る悪い部分もあった。それを聞いて、前篇で亡くなってしまった女子生徒の父親(ドランクドラゴン塚地武雅さん)が「この子達は真実を真剣に解明しようとしてるんだ!!」「ちゃんと聞いてやってください!お願いします!!」と頭を下げるシーンが一番グッと来た。

柏木君がなぜ死なないといけなかったのか、神原君はなぜここまでして大出君を守るのか。ぜひ劇場で確認してほしい。

裁判が閉廷後、満足気の皆に藤野涼子の父親(佐々木蔵ノ介さん)が言った「お前たちは一生にあるかないかの体験をした。」という言葉。教員・保護者の反対を顧みず、子供ながらでも真実が知りたい。という執着心。この「執着心」は大人になっても良い方向に導いてくれることなんじゃないかな。って思った。

 

では、また次回。

 

ソロモンの偽証 第III部 法廷

ソロモンの偽証 第III部 法廷

 

 

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